使用方法概要
はじめに実行時(写真3Dソフト)の動画(約4分)を見ていただくとイメージが掴めると思います。
使い方の概要は次のとおりです。写真3Dソフトを例にして説明します。
1. 実際の物体を色々な方向から同じズーム・画素数で撮影します(「カメラ位置・姿勢(標準:一定倍率)」用)。または望遠など大きなズーム倍率で撮影します(「カメラ位置・姿勢(望遠:不揃倍率)」用)。
2. 写真をパソコンに取り込み、写真のファイルをプログラムに読み込ませます。
3. 物体上の同一点を対応点としてプログラムに手入力します。
4. カメラの位置・姿勢を計算させます。「カメラ位置・姿勢(標準:一定倍率)」または「カメラ位置・姿勢(望遠:不揃倍率)」を計算すれば、対応点の3次元位置は自動で計算されます。どちらを使用するかは使用上の注意をご覧ください。
5. カメラ位置・姿勢の計算結果の精度に応じて以下の調整をます。
(1)カメラ位置・姿勢の精度向上をさせます。
(2)対応点を追加します。
(3)以下の手順で写真を追加します。
@
写真を追加で読み込ませます。
A
追加した写真に対応点を追加します。
B
カメラ位置1つ計算をします。
6. ポリゴン自動作成でポリゴンを作成させます。
7. ポリゴンの形状に応じて、ポリゴンの三角形を削除・追加します。
8. 3次元形状をファイルに出力させます。
「3.物体上の同一点を対応点としてプログラムに入力する」について下図を使用して説明します。下の図の「緑の点」は全て「モ」のそばの箱の角なので、実際の物体上の同一点であり各写真で対応しています。「3.物体上の同一点を対応点としてプログラムに入力する」はその点をプログラムに設定することを意味しています。
対応点の設定については使用上の注意もご覧ください。